ローカルでプロジェクトをGitで管理するためにGitを初期化すると、master
ブランチが生成されます。GitHubが推奨している「main」というブランチ名をよく使用するため、ブランチ名を変更する方法を見ていきましょう。
git
コマンドでブランチ名を変更
「master」として生成されたブランチ名を「main」に変更します。
ローカルリポジトリ
-
Gitを初期化します。
git init
-
ブランチ名を変更します。
git branch -m master main
リモートリポジトリ
- リモートリポジトリをクローンします。
git clone repository-url
- リモートリポジトリに移動します。
cd repository
- ブランチ名を変更します。
git branch -m master main
- 変更をリモートリポジトリにプッシュします。
git push -u origin main
- リモートリポジトリの以前のブランチを削除します。
git push origin --delete master
リモートリポジトリで直接ブランチ名を変更
GitHubでは、ウェブ上でブランチ名を変更することで、上記の手順を経る必要がありません。
- https://github.com/オーナー名/ブランチ名/branches ページに移動します。
- ハンバーガーメニューをクリックし、
Rename branch
をクリックします。
初期生成ブランチ名の変更
Git初期化時に生成されるブランチ名を「main」に変更します。
git config --global init.defaultBranch main